賃貸住宅の保証人

4月 9th, 2011

姪が北海道の大学に進学することになり、札幌の賃貸アパートで部屋探しを始めました。

大学生なので学校に近くて家賃も安いワンルームでいいと思いますが、最近の子は贅沢でなかなか妥協をしません。

とはいっても、学費や生活費も捻出しなければならない親にとってはなるべく家賃の安いところで決めてほしいものです。

結局姪は学校から徒歩10分のワンルームマンションに決めました。日当たりも良く、4階なので眺めも良く、良い部屋を見つけたと思います。

昔から賃貸住宅を借りる場合によく問題になっていたのが「保証人」です。

今は保証会社にお金を払えば保証人になってもらうことができます。物件や条件にもよりますが、大体家賃の20%~30%くらいのようです。

もしも家賃の滞納をした場合は、この保証会社が立替をしてくれます。しかし、立て替えてくれるだけなので取り立てもあります。

きちんと支払いをすることができればそれでいいのですが、もしも支払えなかった場合は様々な方法(分割など)で支払えるように考えてくれます。

それでも支払えない人は訴訟になったりもしますが、そこにたどり着くまでに誰か何とかしてくれるのが通例です。

しかし、一度滞納をしてしまうと、次回の更新時に保証料が上がってしまったりします。信用がなくなるわけです。

そして、いわゆるブラックリストに名前が載ることもありえます。

お金を借りたわけではないと思うかもしれませんが立て替えてもらうのですからお金を借りるのと同じことです。

「家賃をきちんと支払う」大切なことです。

オール電化は本当に必要か

3月 29th, 2011

東北地方で大地震がありました。

多くの人が家を失い、家族も失いました。

生活の基盤をすべて奪われて途方にくれている人たち、一日も早く少しでも平穏な生活を送れますよう祈っています。

地震の影響で福島県の原子力発電所がダメージを受け、電気が届かずに計画停電を行っている地域もあります。

地震の直後、東北・関東、かなり広い地域で停電が起こりました。

地震の揺れは感じたものの、被害が出るほどではなかった地域でも、停電が起こり、電気がつかないという事態が起こりました。

そのとき、家の中ではどんなことが起こっていたのでしょうか。

家の中の電気がつかない。エアコンなどの暖房機が使えない。オール電化の家ではコンロも使えないので煮炊きもできない。給湯器も稼動しないのでお風呂にも入れない。キッチンも水しか出ない。

テレビに出ていたお年よりは「お湯も沸かずにお茶も飲めなかった」と言っていました。

昨年、東京都品川区の不動産中古物件を購入した友人もIHキッチンなどをオール電化リフォームして入れたそうですが、

同様に停電時は何もできない状況だったと言います。

カセットコンロのようなガス式のコンロを非常用持ち出し袋に入れておかないといけないなと思った私です。

しかし、その小さなカセットコンロでさえ、ゆれの続いている間は危険なので使わないほうがいいといいます。

見た目はまったく問題なくても、家の中に入ったらとりあえず何もできない。座るか、寝るか。究極の選択しかなさそうです。

オール電化はすべてを電気でまかなうので停電をすると一気に生活ができなくなります。

停電は30年前に比べると本当に少なくなりました。

でもこんな緊急事態には考えさせられるところも出てきます。

オール電化は本当に必要か。ちょっと考えています。

それ以外にも材料も不足していて大分でリフォームをしていた友人の住宅も工事を止めているみたいです。

大地震と地震保険

3月 15th, 2011

大地震が発生しました。

未だに余震が続いていて、被災地の人たちは不安な毎日を過ごしていることでしょう。

地震が原因の火災には火災保険が適用されません。知っていましたか?

火災保険なのに火災で保険金が出ないとはどういう意味?と思われるかもしれませんが、実は、地震保険の対象となります。

地震が原因で火災になるからです。もちろん、地震が原因で建物が倒壊した場合にも地震保険が適用されます。

気をつけなければいけないことはこの地震保険は火災保険に付随するもので地震保険のみでの加入はできません。

保険金額も火災保険の50%までしか下りません。

それも、損傷の程度にあわせてとなりますので50%を上限としての補償になります。

実際に今回の地震で倒壊した家が地震保険に加入していたとして、全壊の診断が出ても火災保険金額が2000万円なら、地震保険では1000万円しか受け取ることができないということになります。

だから地震保険には入らなかった、という人がいますが、そんな人たちが今回の大地震を受けて、次々に地震保険に加入しているといいます。

全額を受け取ることができなくても、少しでも何かの足しになればという気持ちからでしょう。

もう一点、注意が必要なのは火災保険の本体と地震保険とでは加入の最長期間が違います。

火災保険は最長36年間加入できますが、地震保険では最長は5年間。後は更新をすることになります。

この更新をうっかり忘れると大地震に遭遇したときに実は加入していなかったということになることもあります。

気をつけて、加入しましょう。

漆喰

2月 19th, 2011

健康住宅に良く使われる壁材、漆喰。

聞いたことはあるけれど見た事がないとかわからないとか言う人もいるかもしれません。

古いお家の壁や、塀、蔵の壁などに使われている白い塗り壁の材料です。お城などでも良く見られます。

山形で健康住宅を建てた従妹に聞きました。

この漆喰、原材料は石灰です。天然のものなので化学物質を含んでいません。

最近は室内の壁に使われることも増えています。主流だった壁紙のクロスは張るために大量の化学接着剤を使います。

問題はこの接着剤に含まれる化学物質です。これが作用してシックハウス症候群の原因になってしまいます。

ひどい場合には化学物質過敏症になり、外出もままならないなんて事にもなります。

しかし、この漆喰の壁にすると化学物質を含まないばかりか、空気清浄の効果があり、室内の空気をきれいにしてくれる作用があります。

そして調湿効果もあるので室内の湿度が低く、いつもからりとしています。夏は涼しく、冬は暖かい。そんな快適空間が出来上がります。

なんといっても空気がきれいなことが一番ありがたいでしょうね。クロスにした場合と比べると考えられないくらいに抜群の空気環境です。

しかも部屋を6面体と捉えるとそのうちの5面は壁材で囲まれることになります。残り一面は床材です。

それだけの量のクロスに囲まれるのと漆喰に囲まれるのとではものすごい差が出てきそうだということは見なくてもわかります。

工務店も集客の時に健康な住宅をアピールしていることが増えてきています。

そんなわけで私は家を建てるなら漆喰の内壁にしたいと思っています。

透湿防水シートの効果

1月 16th, 2011

壁の中には断熱材が入っています。

外から順にサイディング(外壁材)の下に透湿防水シートが貼られていてその次に断熱材次にボード、一番内側が内壁(クロスや漆喰の壁)ということになります。

その中で外から2番目に張られている透湿防水シートの話をします。

このシートは壁の中の湿度を逃がし(透湿)、なおかつ、水は通さない(防水)というとても頭の良い紙のようなものです。

水の入ったコップにこのシートを貼って、逆さにしても水はこぼれません。実験器を使ってそのコップの外側から空気を入れると、空気の泡がたちます。

わかりやすく言うと、水は通さずに空気を通す、つまり湿度を逃がすということになるのです。

なぜそんなことをするのかというと壁の中を乾燥させるためです。

新築の住宅を建てるときにはその施工の様子を見ることができますが、比較的早い段階で透湿防水シートを貼ってしまうので、棟上げのあと、早めに見に行ってみることがおすすめです。見逃すことのないように見に行ってみてください。

この透湿防水シートは施工により、効果に差が出てしまいます。

施工がきちんとされていないと十分な効果を得ることはできないので、施工する会社にも期待したいところです。

このような下地の部分をきちんとするとで丈夫で長持ちする家を建てることができるでしょう。

完成すると見えなくなってしまう部分が一番大切だったりします。自分の家は自分で守る。

その一歩として建築中の現場を見に行きましょう。自分の家なのですから見て当然ですし、職人さんと仲良くなればもっともっといい家造りになることは間違いありません。

リビング階段にするかしないか

12月 9th, 2010

最近の流行っているのが、リビングに階段を設置して親子のコミュニケーションを保つためにと玄関からすぐ二階に上がれる階段にしない人が増えています。

佐賀で注文住宅を建てた友人に聞いたところ、最近の新築ではリビング階段にしない家よりもする家のほうが圧倒的に多くリビング階段の人気が伺えます。

大きくなったら親と顔を合わせるのがめんどくさいといった子供の意見は反映されず、コミュニケーションを大切にしたい親の意見でそのようなつくりになることが多いようです。

でも、好き嫌いがはっきり分かれるのだそうで「絶対リビング階段」という奥さんと「リビング階段はイヤ」という奥さんがいるのだとか。

リビング階段にしたい奥さんは「帰ってきた子供を笑顔で迎えたい」「友達が来たときに誰が遊びに来ているのかわからないのは困る」などといった意見が聞かれます。

反対派の意見としては「子供にもプライベートがある」「反抗期になったら親の顔を見るのも嫌だろうから、お互いがやりやすいようにしたい」といった意見が聞かれます。

子どものプライベートは考えてあげないといけないことですが、実際は「友達を連れて帰ったら、リビングで母親が昼寝をしていた」とか「夜遅く、塾から帰ってきたら、お父さんがパンツ一丁で涼んでた」とか、親の側が気をつけなければならないことも多々あるようです。

後にリフォームをすることもできるのでそんなに深刻な問題ではないと思われますが、暖房効率がよくないという事実は切実なので、リビング階段を利用するのなら、ロールスクリーンなどの仕切りをつけることそおすすめします。

金利の優遇と住宅版エコポイント

11月 25th, 2010

このところ、住宅ローンの金利が下がり続けています。

住宅金融支援機構、旧国民住宅金融公庫のフラット35は一定の基準を満たした新築の建物については安くなった金利からさらに1%の金利優遇を当初の10年間と0.3%の金利優遇をその後の10年間にすることにきめて、フラット35Sという優遇商品を扱っています。

今年の12月30日まで受付分が対象でしたが、延長が決まったということでまた家造りをする人の励みになりそうです。

また、住宅版エコポイントも、基準を満たした新築住宅を建てた人が申請すると30万円分のポイントが戻ってきます。

このエコポイントは12月31日までに工事を着工した人が対象になりますが、リフォームでも使うことができます。

詳しい事は施工する工務店に相談してください。

不景気で建築する人が減るのではないかと思っている時に、緩和措置や優遇措置が出てくると家を建てたい人たちは一斉に動き始めます。

なので、今はちょっとした建築バブルといえるかもしれません。

建材がすごい勢いで値上がりしてみたり、断熱材のグラスウールが品薄で手に入らなくなったりと建築業界も大慌てをしています。

またリフォームなどでエコポイント対象商品のサッシや建材を使うことも注文されています。

そして、この緩和措置や優遇措置は期間を切っているので注意しないと対象にならなくなってしまいます。

今ならまだ間に合うけれど、そんな住宅会社の事情もあるのでもしかするともう間に合わないのかもしれません。

家作りにはタイミングがあります。

それも、金利が低いとか高いとかに関係ない場合もあります。

建てようと思って、建てることができたらそれが一番いいタイミングなのだろうと思いますが、せっかくならば優遇のチャンスは逃したくないですね。

都会の家造り

10月 17th, 2010

私の姉が埼玉で注文住宅を建てました。

ご存知の通り、埼玉県はベッドタウンで義理の兄は東京で仕事をしています。

通勤時間は約二時間。それでも自分の家が欲しかったので満足していると義理の兄は言います。

土地は新規開拓の造成地。以前は雑木林だったところを開拓してできた団地です。

義兄の出身は秋田。埼玉からは陸続きなので車でも新幹線でも帰る事ができます。

実家と職場との兼ね合い。それに自分の手の届く範囲での埼玉の注文住宅。

それを義兄は選び、姉と二人で家造りをしたのでしょう。

建物自体は決して大きくはないけれど、自然素材を使った健康住宅を建てました。

子供はもう、高校生なのでいつまで一緒に暮らせるかわかりませんが家族の健康を願う幸せがたくさん詰まった家が出来上がったのです。

私にも相談があったのでできる限りの協力をしました。いつも、家造りに関してのお話を皆さんにさせていただいていますが、身内からこうやって頼られると嬉しいものです。

そして姉は私が紹介した工務店で幸せの器を手に入れました。

先日、姉のところへ遊びに行き、自慢のお家を見せてもらいましたが、無垢の床と漆喰の壁がとてもきれいでこの先、この家でみんなが幸せに暮らせるのだろうと思いました。

本当にいい家とは家族が安心して安全に暮らせる家だと思います。

天然素材を使った健康住宅に住むことができればいいかもしれませんが、そうでなくても家族の笑顔が絶えない家で家族みんなが幸せならばそれでもいいのではないかと思います。

オール電化住宅

9月 12th, 2010

大分で新築するときに、オール電化住宅を考えると、調理器はIHクッキングヒーターになります。

けれど、ガスの魅力も捨てがたいと思っている人は少なくないと思います。

オール電化住宅にするとガス代を払わずに電気代だけになるので基本料金がひとつですむことと深夜電力を使って給湯器のお湯を沸かすので電気代も得になるし、エコキュートは空気の力でお湯を沸かすからエコだと宣伝しています。

実際に使った人は光熱費が安くなったといっています。

でも、現状では、電気代が安くなった代わりに初期投資がかかるという問題があります。

元を取るには数年かかるといわれていますがこれは使用頻度によってかわってきます。

そして、耐用年数の問題もあります。

電気温水器ならば今までの実績があるので今のところ言われている耐用年数の10年よりも長く使うことができる場合もあります。

が、エコキュートは今までの実績がないので耐用年数は同じ10年ですが、それ以上に長く使えることができるのかが不明です。

それにエコという観点で言うならば電気は発電所で燃料を使い発電をして各家庭に送られてくるので燃料は発電所で使われています。

それに対してガスは必要なときに必要なだけを使うことができるので本当の意味ではエコなのかもしれません。

最近では中古住宅のリフォームなどでもオール電化が好まれているようです。
大分で中古住宅を購入した友人もリフォームの際にそうしたと聞きました。

どちらがいいという判断は各々がすることなのでいえませんが、いろいろな観点から見て流行りに流されることなくその家庭に一番合ったいいものを選んでみることが大切です。

本物の自然素材とは

8月 16th, 2010

一口に自然素材の健康住宅と言っても、名ばかりのところもあります。

無垢の床は本当に防虫の処理など何もせずに、塗装などもしない床材を探すのが大変です。

無垢と言ってもきれいにワックスが塗られてあって、「ワックスフリー(ワックスを塗らなくても、ずっとワックス効果が続く商品)です」なんていうものはせっかくの無垢が台無しです。

どうせならワックスをかけない状態のワックスフリーにして欲しいものです。

無垢は合板でできたフローリングよりも値段が高いものが多く、高価なのですが、安価なものも中にはあります。

そういったものの中にはごまかしのためにワックスを先に塗っているものやつやを出すために塗装をしているものが多々あります。

それでも「無垢材」には変わりないので「無垢です」という説明を受ければそれを注文する人は多いでしょう。

でも、本当は無塗装無着色のワックスもかけていない本物の無垢材と比べてから使って欲しいと思います。

壁に使う漆喰も同じでいろいろなものがありますが漆喰の成分石灰石を100%使った本物の漆喰を選んで欲しいと思います。

ともすると漆喰に見せかけた漆喰もどきだったり、漆喰といいながら接着剤を混ぜてみたりと素人にはわからないような漆喰もたくさん出回っているので気をつけてください。

無添加住宅という会社があります。そこの材料であれば問題ありません。

全国各地に展開している会社なのでモデルハウスなど探して見学に行くといいでしょう。

参考になります。